サッカー三日目。ボールが思ったところに蹴れない。思ったように身体が動かない。身体が意のままにならず,コート上のボールと関わる世界でどうにもならない時にどうしようもない歯痒さを覚える時に老いを感じます。かつて「わたしはできるIch Kann」という意識をせずともできたことが、もはやできなかったことで「もはやできないIch kann nicht mehr」 という痛烈な思い。サッカーを若くして引退したプロサッカー選手は引退を決意するときにどんな思いをしたのだろうか?その葛藤に興味がわくこの頃です。それにしても40を超えてまだ現役選手に拘るキング カズには脱帽。ほんとにすごいです。
普段,意識しないところで、ふと目を向けてみれば身体のいろんなところで老いがはじまっています。老いという自然からの拒否できない贈与。老い(=最終的には死)に逆らうことは誰しも出来ません。そんなわけで現象学研究者の鷲田清一氏の『老いの空白』を手にとって読みはじめてみる。