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日の名残 カズオ イシグロ

アリストテレスが『ニコマコス倫理学』で最高善である幸福について語っている。幸福とはそれ自体で自足していて,他のもののために追求されることのないものだ。

変身 フランツ-カフカ

カフカの『変身』を再読。読み返してみると,こんな内容だったのかと今更ながら驚く。月日の経つのは早いもので,ザムザが最後は乾涸びて死んで行く内容のことはすっかり忘れていた。

ティモレオン

ダン ローズ氏の『ティモレオン』と題された小説はストーリーがあちらこちらに飛びながら,最後には読者のハッピーエンドの期待を見事に裏切る作品。ティモレオンは犬の名前だが…

A Phenomenology of Love and Hate

感情の現象学の論文はあったけど,愛と憎しみの現象学の本があったとは。誰もが避けてとは通れない愛と憎しみという現象。著者のPeter Hadreas氏はSan Jose State Universityで教えている哲学教授(?)。

ミヒャエル エンデ サーカスが燃えている『鏡の中の鏡』

新年早々みなさん朝早い。朝の8時に電話で起こされたものの未だに待ちぼうけ。

前日島 ウルベルト エーコ

ウルベルト エーコの前日島。普通に読み流せる小説ではないけど、古典やガルシア マルケス、ボルへス、スティーブエリクソンなどが読めるならば、前日島もいける。

土の中の子供

中村文則氏の芥川賞受賞作『土の中の子供』を再読。作品内容は現代に生きる人々の故郷喪失を抉った作品とでもいおうか。帰るべきところも,基盤となるフィルターさえ失った中で淡々と生きつづける道標を描いている。現代日本社会に生きる若い人々には共感を誘う作品。

調律の帝国/見沢知廉

見沢地廉の『調律の帝国』を古本でゲット。『天皇ごっこ』、『囚人狂時代』の小説とともに筆者の12年間に渡る監獄時代を基にした小説。左翼から右翼へ転向後…